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『Existence〜存在すること〜』はブログ制作者であるZexionが、本・音楽・映画・TVゲームなどを中心に気になった商品、おすすめの商品の感想・情報を紹介するブログです。自戒を込めて「ネタバレはできるだけ注意して回避。作品の長所を取り上げる。未読者でも既読者でも読める感想。」を守りつつ感想・情報を紹介します(したいです)。

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『ハチはなぜ大量死したのか』 ローワン・ジェイコブセン (著)―読書記録

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    ローワン・ジェイコブセン
    文藝春秋
    ¥ 2,000
    (2009-01-27)
    Amazonおすすめ度:

     ハチはなぜ大量死したのか 北半球で300億匹のミツバチが死んだ
     「今年度もっともスリリングな科学の書」解説:福岡伸一(「生物と無生物のあいだ」著作)
     1億2000万年の進化がつくりあげた植物と動物の共生に何がおこっている
     「薄皮を一枚ずつ剥いでいくように謎を追う筆致はスリルを極め、近年読んだ科学ノンフィクションの中でも出色だ。この本を読みながら、私の頭の中で、ずっと二重写しになっていたことがある。それは狂牛病の問題だった。(中略)本書は単に、はちの奇病についてのレポートしたものではない。より大きな問題についての告発の書であり、きわめて優れた環境問題の書である」(帯引用)

     2007年春までに北半球から四分の一のハチが消えた。巣箱という巣箱を開けても働きバチはいない。残されたのは女王バチとそして大量のハチミツ。その謎の集団死は、やがて果実の受粉を移動養蜂にたよる農業に大打撃をあたえていく。
     携帯電話の電磁波?謎のウィルス?農薬?科学者たちの必死の原因追及のはてにみえてきたものは?(背表紙引用)

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     2006年の秋以降、北アメリカで養蜂業者の巣箱からミツバチが忽然と姿を消す現象が発生。同様の現象は欧州、アジアでも見られ、07年春までに北半球のミツバチの四分の一が失踪したいう。原題はレイチェル・カーソンの「沈黙の春」から引用された「実りなき秋」(Fruitless Fall)と名づけられた、本書『ハチはなぜ大量死したのか』は、ミツバチが大量に失踪する謎の病気CCD(Colony Collapse Disorder:蜂群崩壊症候群)の原因とミツバチの興味深い生態と人間との共生関係を追った書物です。

     CCD(Colony Collapse Disorder:蜂群崩壊症候群)に感染したミツバチの症状として、子育て専門の内勤バチ、ミツを集める外勤の働きバチたちが一斉に失踪したこと。蜂の死骸がないこと、女王バチ、蜂児と大量の蜂蜜が放棄されたこと、蜂が神経質な様子を見せていること、そして外敵が近づかないことが挙げられている。特に蜂の死骸がないことで、死体がなければ解剖ができず原因が断定できない。ほんとうに調べなければならない、いなくなった蜂がCCD解決に立ちはだかる壁となっている。

     CCD(Colony Collapse Disorder:蜂群崩壊症候群)の原因とともにミツバチの生態・存在,養蜂の歴史,蜂蜜ビジネス,農業への影響などをからハチがいかに人類、地球になくてはならない存在かを確認させられる。
     巣の奥深く、女王バチが卵を産む。子育て専門の内勤バチ。ミツを集める外勤の働きバチ。その数や役割分担は、環境の変動に対応して調整されている。もっともミツバチ一匹一匹、それ自体が素晴らしいのではなく「知性のほとんどは、個々の蜂にではなくコロニー(女王を中心に同じ巣箱で暮らすハチの集団)に宿る」と指摘しているとおり「集団としての知性」としてである。
     直接、人間に関係するのはこちら、イチゴやメロンなど私たちが口にする食物の八割は、果実を育てるのに花粉をオシベからメシベに受粉させる必要がある。この役割を1億5000万年にわたって、花をつける植物の生殖を手伝ってきたのが昆虫である。今では地球上の大部分の植物が受粉を昆虫に頼っている。そのなかでも8000万年ほど前、花蜜採集を特殊技能として発展させ、人間がその技能を利用して繁栄してきた蜂は、たった一種類しかいない(ハチ自体は2万種にもなるのに)。それが、学名を「アピス・メリフェラ」というセイヨウミツバチである。機械化が進む現代の工業的農業においても多くの部分を担っている。
     だが、CCD(Colony Collapse Disorder:蜂群崩壊症候群)によって減少がはっきりしているのは植物や人類に多大な貢献をしている、飼育されるセイヨウミツバチが主だという。

     果たして、CCD(Colony Collapse Disorder:蜂群崩壊症候群)を引き起こす真犯人は誰なのか。ダニから始まり、携帯電話の電磁波、遺伝子組み換え作物、地球温暖化、あるいは、未知のウイルスや大量に使用された農薬の副作用など、あらゆる可能性が検討されていく。それはさながら探偵小説のようである。
     CCDは典型的な探偵小説そのもので、興味をそそる要素をすべて備えている。つまり、不可解な死、消えた死体、世界の破滅を招きかねない結果。その上、容疑者は山ほどいる。犯人の可能性を指し示す指はあらゆる方向に向けられ・・・・
     ただし、推理小説とは違い病気の原因はなお不明である。健康なミツバチを壊滅したCCDの巣箱に入れると、このミツバチも同じ症状に陥るところからある種のウィルスが関与しているように見えるが今後の研究に期待するしかない。

     だが、わかったこともある。ミツバチは農薬や肥料と同じような便利な商品として売買され、今や工業化された現代農業のなかに組み込まれていることであり、酷使されミツバチに頼っている農業の姿である。
     もしCCDに少しでも良い面があるとすれば、農業がミツバチに頼っている事実を人々に知らしめたことだろう。これは、数年前まで私たちがどれほど能天気だったかを考えれば、大きな前進だ。(略) 農作物だけではないからだ。地球上には他にもおびただしい種類の果物や種がある。(略) 植物にはそれぞれの花粉媒介者が必要だし、花粉媒介者もそれと同じだけ植物を必要としている。両者は共に繁栄し、共に滅びるのだ。
     CCD(Colony Collapse Disorder:蜂群崩壊症候群)に対するいくつかの取り組み。 未だ、はっきりとした解決策はないのだが、希望を持たせてくれる取り組みを紹介してくれます。

     原題に付された「ミツバチの崩壊と来るべき農業危機」(The Collapse of the Honey Bee and Coming Agricultural Crisis)の副題に表されている著者、ジェイコブセン,ローワンの意図は、私たちは農業や土地(そして養蜂)に特徴とする姿勢を問い直すべきときにきているのではないかと訴えている。

     取り組みの影響なのか、その後養蜂家がミツバチの健康状態をより厳重に監視するようになったことで、CCDの発生件数は減少傾向にある。米農務省の統計によると2008年9〜2009年4月までのCCD発生率は約29%と、07〜08年の32%、08〜09年の36%から減速している。


     膨大な情報量を扱う本文と共に、付録として趣味の養蜂のヒント等、付録を4本追加している。

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    ■著者・訳者はこんな人(プロフィール)■
    ジェイコブセン,ローワン (ジェイコブセン,ローワン) Jacobsen,Rowan    
    食物、環境、そして両者のつながりについて『アート・オブ・イーティング』誌、『ニューヨーク・タイムズ』紙、『ワイルド・アース』誌、『ワンダータイム』誌、『カルチャー&トラベル』誌、『NPR.org』ウエブサイトなどに記事を書いてきた。現在、バーモント州の田園地帯に妻と息子とともに暮らしている
    中里京子 (なかざと きょうこ)       
    1955年、東京生まれ。早稲田大学卒。実務翻訳の世界ではよく名を知られており、国際医学会A‐PART(the international Association of Private Assisted Reproductive Technology clinics and laboratories)の事務局を担当している


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    [書評]ハチはなぜ大量死したのか(ローワン・ジェイコブセン): 極東ブログ
    finalvent(ファイナルベント) さんのブログ『極東ブログ』。書評と共に、本書に関連する週刊文春「業界騒然 ミツバチが大量死している」記事・クローズアップ現代「アメリカ発ミツバチ“大量失踪”の謎」の情報にも触れる。
    ミツバチ大量死に迫る…ローワン・ジェイコブセンさん
    ZAKZAK の芸能記事。ローワン・ジェイコブセンさんは「リンゴやナシ、アーモンドなど、さまざまな作物の生産をミツバチによる授粉に頼っているのに、ほとんどの人はその事実を知らなかった。自然の恩恵は、失って初めてその大きさに気付くのです」と語る。
    ミツバチ不足:受粉酷使ストレス、ミツバチ群崩壊 自然システムのバランス取り戻せ
    毎日jp。「ハチはなぜ大量死したのか」(文芸春秋)の著者、ローワン・ジェイコブセンが来日したおり、各国の現状や対処法などを聞いた記事。
    [自然][出版]「ハチはなぜ大量死したのか」を読んで
    M.M.Polo さんのブログ『mmpoloの日記』。M.M.Polo さんの本に対する不満点に反論するコメントも一読。著者の経歴の重要性。
    『ハチはなぜ大量死したのか』
    founder さんのブログ『成毛眞ブログ』。「本書は単なる犯人探しサイエンス本ではない。テーマは蜂の大量死なのだが、福岡教授のいう生態系の動的平衡に目を向けさせることこそが目的だと思われる。素晴らしい出来の本だ。」と評価。
    【書評】ハチはなぜ大量死したのか
    ITmedia。株式会社日立コンサルティングの経営コンサルタント 小林啓倫さんのブログ『シロクマ日報』。「本書は「あるシステムがいかに簡単に崩壊し得るか」というテーマを、ミツバチとそれを取りまく農業というシステムを題材に追求した本だと感じました。」と語り、私たちの社会全体が抱えるリスクについて注意を向けさせるものという視点で書評しています。
    ハチはなぜ大量死したのか:ミツバチ群崩壊症候群クロニクル
    「ミツバチ災禍の原因として沙汰されたさまざまな論点はひととおり言及されているので、何が起きているのがひととおり把握したい人には便利な一冊。」。本書に関連する情報源を年代別になぞっていくことが出来ます。


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    キーワード:「 ローワン・ジェイコブセン 」・「 ハチはなぜ大量死したのか

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